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Channel: 【日本語版】学内の動き | インテリアデザイン専門学校ICSカレッジオブアーツ
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インテリアデザイン科II部(現インテリアデザイン科II部)2004年卒業生の森山哲也(もりやま てつや)さんから、「ICS卒業生ブログ」に近況報告が届きました!

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森山さんは、ICS卒業後、横堀健一先生の事務所 YOKOBORI ARCHITECT & ASSOCIATESで住宅やクリニックなどの設計、監理を担当された後、2010年に独立し、森山建築デザイン事務所を主宰。現在、建築家として設計の仕事をされています。
独立後、すぐに美術館を設計する機会に恵まれ、尾瀬書美術館「思郷館(しきょうかん)」の設計を手がけられました。

ブログには、森山さんの近況報告に加え、在校生のみなさんへのエールもいただいています!

詳しくは、以下より「ICS卒業生ブログ」をご覧ください。


ICS副校長 マニュエル タルディッツ先生とインテリアデザイン科 佐々木高之先生が「東京2050//12の都市ヴィジョン展」に出展します!

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ICS副校長 マニュエル タルディッツ先生とインテリアデザイン科で建築・インテリアデザインを指導されている佐々木高之(ささき たかゆき)先生が、丸の内で開催される「東京2050//12の都市ヴィジョン展」9月24日(土)〜10月2日(日)に出展されます。

この「東京2050//12の都市ヴィジョン展」は、第24回世界建築会議のメインテーマ「DESIGN 2050」に呼応し、建築家や都市デザインを専攻とする首都圏12の大学の研究室チームが新たなメトロポリス像として、2050年における首都圏の未来像を提示するというもの。
マニュエル タルディッツ先生と佐々木高之先生は、チームICSカレッジオブアーツとして、お二人の考える東京の未来像を提案されます。

同展では、合わせてパリの未来像「ル・グラン・パリ」の展示も行ない、東京とパリの未来像とを比較しながら、21世紀のメトロポリスの新たな像をグローバルな視点で見つめます。

また、9月30日(金)には、マニュエル タルディッツ先生がパネリストとして参加されるシンポジウム「都市のヴィジョン」も開催されます。

秋のひととき、この「東京2050//12の都市ヴィジョン展」をご覧いただき、都市の未来に思いを馳せてはいかがでしょう。

【東京2050//12の都市ヴィジョン展 概要】

■会期

9月24日(土)〜10月2日(日)11:00〜19:00(最終日は16:00まで)

■会場

丸ビルホール
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階
→ 地図はコチラ

■入場料

無料

■展示内容

【Exhibition 1】東京2050//12の都市ヴィジョン
<12の都市ヴィジョン>

01. Y-GSA+野原卓(横浜国立大学)
02. 小泉雅生研究室+門脇耕三+猪熊純(首都大学東京)
03. GSデザイン会議+GSデザインユース
04. 大野秀敏研究室(東京大学)
05. 宇野求研究室+伊藤香織研究室(東京理科大学)+吉見俊哉(東京大学)
06. 曽我部昌史研究室(神奈川大学)+小野田泰明研究室(東北大学)+鈴木伸治(横浜市立大学)+山本薫子(首都大学東京)
07. マニュエル タルディッツ+佐々木高之(ICSカレッジオブアーツ)
08. 八束はじめ研究室(芝浦工業大学)
09. 陣内秀信研究室(法政大学)
10. 古谷誠章研究室(早稲田大学)+トム ヘネガン研究室(東京芸術大学)+篠原聡子研究室(日本女子大学)
11. 羽藤英二研究室(東京大学)+設計領域
12. 塚本由晴研究室(東京工業大学)

<東京の射程─東京//Tokyoはどこまで広がるのか/野原卓>
これまでの東京、そして現在の東京に対する捉え方や課題点のほか、各提案や2050年の東京を読み解く視点を紹介する。

【Exhibition2】ル・グラン・パリ
2009年パリ建築・遺産博物館において発表・展示された計画案の縮小版の展示を行なう。

【Exhibition3】大手町・丸の内・有楽町地区のまちづくり
大手町・丸の内・有楽町地区のまちづくりの特徴である公民共同(PPP)によるまちづくり、エリアマネジメント、環境共生等の取り組みを、千代田区全景の模型と合わせて展示する。

【Gallery Talks】ギャラリー・トーク
展覧会期間中、「東京2050//12の都市ヴィジョン」展の各出展者が提案について説明します。
詳しいスケジュールは、「東京2050//12の都市ヴィジョン」展のウェブサイトをご覧ください。

【Symposium】シンポジウム「都市のヴィジョン」

■日時

平成23年9月30日(金)13:00~17:30

■会場

東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル10階 エコッツエリア内サロンゾーン
→ 地図はコチラ

■定員

100名(当日先着順)

■入場料

無料

■申し込み方法

事前予約は受付けておりません。会場へ直接お越しください。ただし、100名を超える場合は入場をお断りすることがあります。

■プログラム
13:00~13:05 開会の挨拶
13:05~14:05 ル・グラン・パリの紹介(逐次通訳あり)
パネリスト/フランシス ランベル(フランス建築博物館館長)、ベルトラン ルモワン(ル・グラン・パリ計画実行委員長)
14:10~15:10 東京2050//12の都市ヴィジョン展の紹介
15:10~17:20 討論「都市のヴィジョン」および質疑(通訳はありません)
17:20~17:30 閉会の挨拶
■パネリスト(予定)

宇野求、北山恒、小泉雅生、篠原修、曽我部昌史、トム ヘネガン、野原卓、古谷誠章、マニュエル タルディッツ、八束はじめ、フランシス ランベル、ベルトラン ルモワン
モデレーター/大月敏雄(東京大学大学院准教授)
司会・進行/大野秀敏(東京2050//12の都市ヴィジョン展実行委員長)


■主催

東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京2050//12の都市ヴィジョン展実行委員会

■後援

UIA2011東京大会 日本組織委員会(JOB)

■協賛

在日フランス大使館

■特別協力

三菱地所株式会社

■お問い合わせ

03-5777-8600(8:00〜22:00)

インテリアデザインのICS×都立工芸高校のコラボ。「小学生の “街づくり” ボランティア」支援が、『インテリアビジネスニュース』に紹介されました!

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目黒区八雲児童館に集まった児童たちは、高校生とICSの学生とともに工作に打ち込み、完成した作品は、9月20日までICS校内で展示されました。

目黒区八雲児童館に集まった児童たちは、高校生とICSの学生とともに工作に打ち込み、完成した作品は、9月20日までICS校内で展示されました。

目黒区八雲児童館に集まった児童たちは、高校生とICSの学生とともに工作に打ち込み、完成した作品は、9月20日までICS校内で展示されました。

目黒区八雲児童館に集まった児童たちは、高校生とICSの学生とともに工作に打ち込み、完成した作品は、9月20日までICS校内で展示されました。(画像のクリックで拡大表示します)

8月25日(木)、ICSが立地する都立大学駅近くの目黒区八雲児童館で、「八雲キッズタウン みんなでまちをつくろう!」というイベントが実施されました。

このイベントは、目黒区内の小学生、都立工芸高校インテリア科の2年生12名、ICSの学生が一緒に「八雲キッズタウン」という夢や理想が詰まった住まいと街区をジオラマ模型で工作しようというもの。

都立工芸高校には、東京都の方針でボランティア活動の単位が設けられており、同校インテリア科では、インテリア科にふさわしいボランティア活動は何かを模索していました。
この話を受けて、ICSがコラボを提案し実現したのです。

当日、集まった児童たちは、街のジオラマを作る係、個々の部屋を作る係に分かれて、放課後のひとときの約3時間、高校生とICSの学生とともに工作に打ち込みました。

当日、すべての個室を完成させることはできませんでしたが、その後もこの作品は、8月30日まで児童館に設置、制作され、完成した作品は、9月20日までICS校内で展示されました。

また、このイベントを『インテリアビジネスニュース』の紙面で紹介いただきました。

ICS×都立工芸高校のコラボが紹介された9月10日(土)のインテリアビジネスニュース。
ICS×都立工芸高校のコラボが紹介された9月10日(土)のインテリアビジネスニュース。
(画像のクリックで拡大PDFを表示します)


建築家の安藤忠雄氏をお招きして、「2011年秋期公開特別講義」東日本大震災復興支援特別プログラム『日本に夢を』を開催しました!

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【第一部/公募作品公開授業】高校生 × ICS『みんなの想いをカタチに』の講師を務めた先生方。奥より、ICS校長 水野 誠一先生、ICS理事・家具デザイナー 岩倉 榮利先生、ICS客員教授 加茂 紀和子先生、ICS副校長 マニュエル タルディッツ先生。

【第一部/公募作品公開授業】高校生 × ICS『みんなの想いをカタチに』の講師を務めた先生方。奥より、ICS校長 水野 誠一先生、ICS理事・家具デザイナー 岩倉 榮利先生、ICS客員教授 加茂 紀和子先生、ICS副校長 マニュエル タルディッツ先生。(画像のクリックで拡大表示します)

インテリアデザインの単科校として日本で最初に創立され、今年で48周年を迎えた専門学校ICSカレッジオブアーツでは、月1回程度、主にインテリア・建築・家具デザイン界で著名な方をお招きして特別講義を行なっています。

9月22日(木)には、世界的に著名な建築家 安藤忠雄氏をお招きして、東日本大震災復興支援特別プログラム『日本に夢を』と題し、一般の方もご参加いただき、2011年秋期公開特別講義を開催しました。

今回の講演は、【第一部/公募作品公開授業】高校生 × ICS『みんなの想いをカタチに』、【第二部/講演】安藤 忠雄[建築家]『夢をつくれ』の二部構成。

第一部【公募作品公開授業】高校生 ×ICS『みんなの想いをカタチに』は、「インテリアデザインができる震災復興・防災」を高校生およびICSの学生から公募し、ICSならではのチュートリアル形式授業を公開で行なうという趣向で、100点におよぶ公募作品から選ばれた9作品(高校生の部6作品、ICSの部3作品)のプレゼンテーション、講師からの講評、質疑応答が行なわれ、グランプリを決しました。

講師を務めたのは、ICS校長 水野 誠一先生、ICS理事・家具デザイナー 岩倉 榮利先生、ICS副校長 マニュエル タルディッツ先生、ICS客員教授 加茂 紀和子先生。

作品は、力作ぞろいで甲乙つけ難く、審査は紛糾しましたが、高校生の部は、神奈川県立神奈川工業高校デザイン科2年 北條 知季さん、森谷 涼さん、田中 虹大さん、藪中 大地さんによる『段ボール製ユニット家具』、ICSの部は、インテリアデコレーション科2年 河埜 智子さんによる『Panel Toilet』とインテリアデザイン科3年 李 子龍さんによる『Oic おかゆinternet cafe』がグランプリを受賞しました。

受賞作品を含む応募作品は、ホワイエ(大広間)で展示されましたので、これをお読みいただいている方もご覧になったかもしれませんね。

受賞されたみなさん、おめでとうございました!
そしてプレゼンテーションに参加されたみなさん、公募に作品をお寄せいただいたみなさん、お疲れさまでした! 

公開プレゼンテーション(入賞)作品(発表順)
<高校生の部>
千葉県立市川工業高校 インテリア科 3年 大田原 幸子さん 『CHARITY LODGING』
千葉県立市川工業高校 インテリア科 3年 畠中 忍さん 『アトミック プラント』
千葉県立市川工業高校 インテリア科 3年 櫻井 芽衣さん 『バルーンメッセ』
神奈川県立神奈川工業高校 デザイン科2年 北條 知季さん 森谷 涼さん 田中 虹大さん 藪中 大地さん 『段ボール製ユニット家具』
千葉県立市川工業高校 インテリア科 3年 中島 美沙子さん 『なんでもチェア』
千葉県立市川工業高校 インテリア科 3年 寺澤 龍平さん 『Protect Oneself from Earthquake』
<ICSの部>
インテリアデコレーション科2年 大石 昴史さん 『かまくら』
インテリアデコレーション科2年 河埜 智子さん 『Panel Toilet』
インテリアデザイン科3年 李 子龍さん 『Oic おかゆinternet cafe』

神奈川県立神奈川工業高校 デザイン科3年 北條 知季さん 森谷 涼さん 田中 虹大さん 藪中 大地さんの作品『段ボール製ユニット家具』

神奈川県立神奈川工業高校 デザイン科2年 北條 知季さん 森谷 涼さん 田中 虹大さん 藪中 大地さんの作品『段ボール製ユニット家具』(画像のクリックで拡大表示します)
<講評>
「今回の震災では避難所暮らしが大きな問題になりました。この提案は、そこに着眼したことがたいへん評価できると思います。また、企画書もしっかりしていますね」(水野)
「段ボール紙を二重にして強度を出しているのが素晴らしいと思います」(加茂)

インテリアデコレーション科2年 河埜 智子さんの作品『Panel Toilet』

インテリアデコレーション科2年 河埜 智子さんの作品『Panel Toilet』(画像のクリックで拡大表示します)
<講評>
「自分たちで自分たちが使うトイレを作るという発想がいい。また、工事現場のフェンスという本来、異なる機能の部材をリユースするというのも上手い。工法・構造・経済面で非常によく考えていると思います」(タルディッツ)
「参加型を意識したのがすごい。DIY(do-it-yourself)を超えて、美しく楽しい空間づくりに積極的に関わることができそうです」(岩倉)
「避難所は暗いでしょう。明かりは単に暗がりを照らすだけでなく、暖かみを感じさせてくれるありがたいものです。4色のプラスチックパネルは、重ねると中間色にもなり、夜は外に明かりを灯してよりどころになってくれそうです」(加茂)
「このアイデアは面白い。トイレに限らず、避難所のパーティションとしても上手く利用できそうだ。また、色で個性を出すなど応用も考えられる。避難所生活のレゴランド(レゴのテーマパーク)化として、またDIYの発展型として、さらに発展させることができそうです」(水野)

インテリアデザイン科3年 李 子龍さんの作品『Oic おかゆinternet cafe』

インテリアデザイン科3年 李 子龍さんの作品『Oic おかゆinternet cafe』(画像のクリックで拡大表示します)
<講評>
「防災、インターネット、万能食である “おかゆ” という取り合わせ。発想がおもしろい。また、考え方のプロセスが明確に整理されている」(水野)
「街の中に自分の拠点を作っておくのは大切だと今回痛感した。そこをうまく突いている。デリバリーも行なうとか、インターネットという通信手段の基地という発想もいいですね。揺れで箱が落ちないのかというのはちょっと気になりますけど」(加茂)
「おかゆネットカフェとはうまいねえ! 生きることを支える “かゆ” とネット、変化する “箱” という結びつけがおもしろい。 “遠い先輩(40年ほど前にICSを卒業)” ですが、久々にいい作品を観て嬉しいです」(岩倉)
「立地する神宮前には外人が多い。 “おかゆ” が嫌いな私はどうすればいいのでしょう(笑)」(タルディッツ)

そして、しばしの休憩の後、いよいよ第二部【講演】安藤 忠雄先生による『夢をつくれ』がスタート。
秋雨の降るなかでしたが、ICSの学生と一般の方を合わせ700名もの観客に、会場は開演前からすごい熱気。講演の前後には安藤 忠雄先生によるサイン会も行なわれました。

現在、東日本大震災復興構想会議で議長代理を務められ、「鎮魂(ちんこん)の森」構想や震災遺児を支援する「桃・柿育英会」活動にも積極的に取り組んでおられる安藤 忠雄先生。

講演のスタートは、「日本に先は無いのか?」という問いかけから始まりました。
「原発問題に端を発しエネルギーがなくなると、国から企業は出ていく。来年の今頃には、確実に企業は少なくなるだろう。若者たちはいったいどうすればいいのか?」と警鐘を鳴らされ、「日本をもう一度チャンスのある国にしよう」「若者は野心と野性を持て」など、ご自身の作品紹介と絡めながら、若者への期待を熱く語ってくださいました。

古い建造物に卵を抱かせる着想、急傾斜の山腹に沿う集合住宅、与えられた土地の境界を超えた構想など、安藤 忠雄先生が手がけられた作品の、一見、破天荒に思える着想や大胆な設計は、先生の中では数十年間暖め続けたものだそう。その執念ともいえるものづくりへの情熱の一方で、活かしたいもののためには、ばっさりと常識・定石を切り捨てる。その明快さが、先生の生き方に重なるようでした。

たくさん語っていただいた語録のなかから、ここでいくつかご紹介します。
「自分の眼で何を見て、体験して感動したか。それを覚えておくことが大事だ」
「一度やると決めた事は、最後までがんばらなければならない」
「若い人はモノの善し悪しを自分の感性で捕まえていかないといけない」
「20年も30年も自分で考えたものを抱き続けよう。その抱いた思いを孵(かえ)すのは、自分自身だ」
「頼まれたものだけをやっていてはだめ。境界を超えて物事を考える。そこから道は拓(ひら)ける」
「夢は大きく持とう。ただしそれが開花するかどうかは別。自分のやりたいことを形にするには、戦略・想像力、それに考え続ける持続力が必要だ」
「物事をとにかく考え抜く」
「可能性が少しでもあれば、それを信じていこう」
「10代20代で基礎をきっちり踏み固めておかないといけない。建物の土台がぐらつくと倒れるのと同じだ」
「人がそこに生きている限り、建築の場所はある。その隙間を見つけ、具現するためには感性を磨き、戦略を持つことだ」
「物事を考えるトレーニング、例えばご飯を作るでも服のコーディネートでもいい。それを毎日、一生懸命考えよう」
「自分の力を信じて前を向いていけば可能性がある」

・・・まだまだ語録はつきません。
とにかくエネルギッシュにストレートに語る安藤 忠雄先生。会場は先生の話にぐいぐい引き込まれて、気が付けば終演の時刻でした。

2008年に続き2回目の講演。ご参加いただいた方々は、たくさん元気をいただいたことでしょう! 学生たちにとっては、どうやって生き抜くかを様々な語り口から教えていただいた感じです。
安藤 忠雄先生、本当にありがとうございました!

講演の合間をぬってサイン会に応じてくださった安藤 忠雄先生。

講演の合間をぬってサイン会に応じてくださった安藤 忠雄先生。(画像のクリックで拡大表示します)

会場のホワイエ(大広間)には、応募作品がずらり。みなさん熱心に見入っていました。

会場のホワイエ(大広間)には、応募作品がずらり。みなさん熱心に見入っていました。(画像のクリックで拡大表示します)

インテリアデザイン科II部2年生が、OBを招いて「座るデザイン」のプレゼンテーション授業を実施しました!

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作品とプレゼンテーションボードを並べた校舎1階のマルチ・スペースは、スタート前から熱い雰囲気に包まれていました。

作品とプレゼンテーションボードを並べた校舎1階のマルチ・スペースは、スタート前から熱い雰囲気に包まれていました。(画像のクリックで拡大表示します)

インテリアデザイン科II部では、毎週、月・水・金の18:30〜21:30に授業を行なっています。学生たちは、昼間は仕事を持ちながら、限られた時間の中、真剣にインテリアデザインを学んでいます。

10月7日(金)の授業では、2年生11人による「座るデザイン」のプレゼンテーションが実施されました。

このプレゼンテーションは、インテリアデザイン科II部2学年の前期課題の一つ、「座るデザイン」の集大成。
同学科では毎年の恒例行事で、今年も卒業生を招いて、にぎやかに行なわれました。

プレゼンテーションの目的は、次の二つ。
・通常の講評とは異なる緊張感の中でのプレゼンテーションを体験する。
・在校生と卒業生の交流を促し、就職や協業、情報交換などの機会をつくる。

5月30日(月)にオリエンテーションが行なわれ、その後、基本的には毎週月曜日の授業で、アイデア、原寸スケッチ、原寸模型制作、中間発表、実作と、夏休みをはさんで10月5日(水)の提出まで、約3ヶ月間かけて「座るデザイン」の作品制作に取り組みました。(自作、外注の選択は自由)
そしてこの日、提出された11作品のプレゼンテーションが行なわれたのです。

当日は、OB、OGの方々はじめ多数のゲストの方々にも参加いただきました。

<参加卒業生>
・27期(2004年)卒業生 矢ケ崎 やよいさん、野崎 雄太さん、森山 哲也さん
・28期(2005年)卒業生 勝間田 慎也さん
・31期(2008年)卒業生 有村 勇さん、菊地 俊孝さん
・33期(2010年)卒業生 伊藤 光俊さん、山田 達也さん
・34期(2011年)卒業生 岩本 美里さん、渡辺 幸菊さん

また、OGの矢ケ崎 やよいさんのご友人で、フィンランドから来日中の建築家セッポ コホ(Seppo Koho)さん(Secto Design)も飛び入り参加。
学生たちのプレゼンテーションに対して、「こうすれば、もっとよくなるのでは?」という視点でコメントしてくださいました。
その他、学校説明会に参加された方や同学科の1年生も見学。
作品とプレゼンテーションボードを並べた校舎1階のマルチ・スペースは、スタート前から熱い雰囲気に包まれ、三々五々集った学生、講師、ゲストたちが、作品に見入りながら、すでにあちこちで議論が始まっていました。

まず、担当の江口 勲先生より、この「座るデザイン」という課題についての説明があり、続いてプレゼンテーションが始まりました。

司会は細川 万紀子先生、撮影記録係は高桑 平和先生です。
最前列には、秋山 修治先生、伊藤 雅春先生、江口 勲先生、杉浦 宏幸先生、根本 惠司先生、山本 有子先生、横堀 健一先生が着席し、ちょっとした緊張感が漂います。

一人あたりの持ち時間は10分程度で、まずプレゼンテーションを行ない、続いて講師、ゲストの方々による講評という流れです。

プレゼンテーションの合間には、OB、OGたちからコメントをいただいたり、OBの菊地 俊孝さんに飛び入りでプレゼンテーションしていただいたりで、夜更けまで交歓の輪は途切れることはありませんでした。

それにしても、わずか1年半で、ここまで “らしく” できるようになるとは、感激もひとしお。今年は特にバラエティ豊かで、かつ自作する学生が多く、見応えのある作品ばかりでした。

限られた時間をやりくりして学ぶ同志だからこそ、学生たち、卒業生たち、そして講師たちの縁はより強く深くなるのでしょう。
また一つ大きな経験を得た学生たち。2年生のみなさん、統括の小林 太加志先生、おつかれさまでした。そして先生方、参加されたゲストのみなさま、ありがとうございました!

■プレゼンテーション作品(発表順)
木村 麻人さん「出汁」
行本 友昭さん「千姿万態・多種多様」
篠原 綾さん「chocon」
ナホルノワ ナタリアさん「D-chair」
山下 慧さん「カドイス」
林 浩平さん「GRAPHICAL CHAIR」
後藤 薫子さん「水引椅子」
兼田 真澄さん「MIKURAJIMA CHAIR」
髙田 ちひろさん「FolD chAir」
殿守 直人さん「♡」
大本 健太さん「Symposion」

木村 麻人さんの作品「出汁」

木村 麻人さんの作品「出汁」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「不思議なタイトルと思われるでしょうが、人間関係や記憶といったふわふわ、もやもやとしたもの、その浮遊感を複数の天然素材を使い、軸をずらすことで表現しました。実家にあったパイプも素材に加えました」(木村さん)
<講評>
砂の座面は座りにくそうだね。なぜ使ったの?(秋山先生)
「明確な理由はありません」(木村さん)
イスには、工業製品とクラフトという方向があるよね。先ほどの質問には、そういう説明が欲しかったんだよ。(秋山先生)
最初から座り心地を追う作品でないとは思っていた。ディテールなど、組み合わせの工夫はもう少し欲しかったな。(江口先生)
シンプル、ストレートに考えて、省くものを省くと、伝えたいものがもっと伝わりやすいのでは?(山本先生)
イスのようだけど、ビルのスモールスケールモデルのようにも見える。このイスに座ったことはある?(ゲストのセッポ コホさん)
「一度だけ(笑)」(木村さん)
コンクリートは、座るにはいい素材ではないね。イスなら機能も必要なのでは?(ゲストのセッポ コホさん)
<1年生へのコメント>
「自分で作ると、作っているうちにいろいろ気付きがあります。時間に余裕を持って制作すれば、詰めることもできます」(木村さん)

行本 友昭さんの作品「千姿万態・多種多様」

行本 友昭さんの作品「千姿万態・多種多様」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「座って何をする? から考えはじめました。休憩する、本を読む、タバコを吸う…座ったまま、そこにあるモノを使ったり、置いたり。座る以外にも、そんな機能があるといいなと思いました。また、一面一面表情を違えて、好きな面を選べるようにしたり、好きなものを好きな場所に置いてもいいと考えました。アクリルで作りましたが、黒(の塗装)はちょっとまずったかも」(行本さん)
<講評>
プロセスを見ていたけど、途中から随分変わったね。その変遷をここでみんなに教えてくれる?(江口先生)
「面だけを考えていましたが、強度を出すことと、透視感、奥行きを作りたかったんです。素材をアクリルにしたのも同じ理由です」(行本さん)
黒の透明がかっこいいと思った。和風な感じもして、デザイン的によく練られているよね。(伊藤先生)
色のスタディはしたの? 黒はアクリルには見えない。アクリル素材なら、アクリルっぽく見せた方がいいんじゃない?(根本先生)
例えば、ポップな蛍光カラーとかかわいいじゃない? 素材のよさを引き出す色をもっと考えてもよかったのでは? 重く見えるのが残念。(山本先生)
イスとも言えるがこれは “台”。台を考えるということでは、いい視点だね。(江口先生)
<1年生へのコメント>
「外注にするのか自分が作るか早めに決めた方がいい。自分で作るなら、いろいろ試行錯誤してみることが糧になります」(行本さん)

篠原 綾さんの作品「chocon」

篠原 綾さんの作品「chocon」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「母が地元でやっているカフェのためのイスです。カフェは公園に面しており、公園から立ち寄っていただき、腰掛け的にコーヒーを飲んでお休みいただくイメージです。公園の遊具をイメージし、いろいろ試作してみました。実作したのが、このブランコのイメージのものです。2人が腰掛けられて、足掛けを動かすと(ブランコのように)摩擦で音が鳴ります」(篠原さん)
<講評>
テーマを決めて展開するという作り方、まとめ方に好感が持てる。もっといろんな作り方ができそうと模型を見て感心した。(横堀先生)
色はこれ(黄色みを帯びた濃茶系)でいいのかな?(根本先生)
「公園は桜の名所です。桜の樹とのマッチングを考えて、この色に決めたんです」(篠原さん)
篠原さんは、最初からカフェで使えるものを作りたいと言っていた。置く場所を明確にしていたから、ここまで進化できたんだと思う。安全性にも注意して進めていた。(江口先生)
置く場所にマッチするよい造形だと思う。公園のカフェという一カ所だけを考えたようだが、バス停や駅、公共の場など、さまざまな場でも展開できそうだね。(ゲストのセッポ コホさん)
<1年生へのコメント>
「外注で作りました。外注は、自作と違って途中で変更がききづらかったです。とはいえ何度も変更していただきましたが。状況確認も頻繁にはできません。ちなみに見積りに1週間、制作には2〜3週間かかりました。早めに案を固めて、余裕を持って進める必要があると思います」(篠原さん)

ナホルノワ ナタリアさんの作品「D-chair」

ナホルノワ ナタリアさんの作品「D-chair」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「イスづくりには、じつは興味がありませんでした。一から作るのではなく、リユースを考えました。最初は芝生に座るというので座面を芝生にすることを考えてみたのですが、折り畳むとどうなる? という話になり、それでダーツ盤にしてみました」(ナタリアさん)
<講評>
イスとダーツ盤、2つの機能を持っている。それ以上でも以下でもないね。(杉浦先生)
「それでいいんじゃないですか(笑)」(ナタリアさん)
黒いパイプの脚をヒモで巻いて部分的に装飾しているから、それ以上のものをつくりたい気持ちを感じるよ。(杉浦先生)
アイデアは面白いが、座るデザインとしては、この座面はどうだろう。既製品のダーツ盤ではなく、自分で作るとか、座り心地をもっと考えてほしかった。(江口先生)
<1年生へのコメント>
「私のように、最初、興味を持てなくても、自分で考えれば作品はできます。それに、やっているうちに興味が出てくるかもしれませんよ」(ナタリアさん)

山下 慧さんの作品「カドイス」

山下 慧さんの作品「カドイス」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「柱のような出っ張り面の角に置くイスです。公共施設、百貨店の休憩スペースなどの角には何も置いていないところが多いので、こういうイスがあればと考えました。形は柳宗理のバタフライスツールのイメージから。インテリアマイスター科の田村先生に教えていただきながら自作しました。角度の数値を計算で出すのに3週間ほどかかってしまい、制作は1週間ほどで仕上げました」(山下さん)
<講評>
まずはよく自作したね。仕上げの工夫など改善の余地はあるけれど、それにしてもここまで仕上げて、よくやったね。(杉浦先生)
逆に引っ込んだ面の角に置くイスも合わせて考えてみない? “凸と凹” “男と女 威張るイスと女性らしく守ってくれるイス” みたいな対で考えてみても面白いんじゃないかな。(ゲストのセッポ コホさん)
<1年生へのコメント>
「自作で一から角度を出すとか、大変でしたが勉強になりました。機会があれば、ぜひ自分でやってみて欲しいです」(山下さん)

林 浩平さんの作品「GRAPHICAL CHAIR」

林 浩平さんの作品「GRAPHICAL CHAIR」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「天童木工の図書館イスのリ・デザインです。複数のイスが並ぶ様子を植物の増殖になぞらえました。イスの絵柄は示温インク(体温で色が変化し透明になる)で、4脚揃えば一つの絵になるようになっています。素材はタモ材。ソープフィニッシュで仕上げているので、子供にも安心です」(林さん)
<講評>
示温インクは高いんでしょう。(根本先生)
「40万ほどかかるようです」(林さん)
アイデアはいいけど、実現レベルで考えられると、よりよいね。柄も検討の余地がありそうだね。アイデアのように4つ並んでいると楽しいけど、イスは必ずしも4つセットで並ぶわけでもないから、そのあたりも検討できるとさらにいいものになるんじゃないかな。(根本先生)
きれいだねー。これだけ作れるならいい家具職人さんになれそう。ツラ合わせとか、いろいろ学んだことでしょうね。(秋山先生)
<1年生へのコメント>
「作るものにもよると思いますが、一度は木工家具を作った方がいいと思います。木目の方向によって折れやすい向きがあるとか、かんなの掛け方とか、やってみるといろいろ勉強になります。それに、もの作りは単純に楽しいですよ!」(林さん)

後藤 薫子さんの作品「水引椅子」

後藤 薫子さんの作品「水引椅子」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「職人の技を活かす場が減りつつあることに寂しさを感じ、今までと違う使い方を模索しました。伝統素材である水引をイスに用いるとどうだろうという発想からこのイスが生まれました。素材を活かしたいのでシンプルなデザインにしました。冠婚葬祭のフォーマルなシーンで使っていただきたいです」(後藤さん)
<講評>
シンプルなデザインの中に微妙に座面に角度がついていて、そのラインが優しさを感じさせている。微妙なところに表情があり、語りかけてくる感じで非常にいいと思う。(横堀先生)
美しい。水引が傷まないように、底面をちょっと上げるとよさそうだね。(秋山先生)
素晴らしい。色の選び方をさらに検討すると、もっと完成度が高まるのでは?(ゲストのセッポ コホさん)
<1年生へのコメント>
「自作を考えている人には、この実習はいい機会になると思いますよ」(後藤さん)

兼田 真澄さんの作品「MIKURAJIMA CHAIR」

兼田 真澄さんの作品「MIKURAJIMA CHAIR」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「夏休みに旅行した御蔵島、八丈島で、植物の増殖する力強さに感激しました。それをこのイスで表現しました。元々家にあったイスのリメイクです」(兼田さん)
<講評>
オブジェとしては面白い。座るにはかなり決意する必要がありそうだね。安っぽくなるかならないかギリギリな感じ。(伊藤先生)
発想、造形、機能。自分ではこれでよかったと思う? 美しかったイスが、不気味さを感じさせるものになったようにも受け止められそうだね。(江口先生)
<1年生へのコメント>
「家で一人で作りましたが、時間をやりくりするのは大変でした。1年生のみなさん、この課題は大変だと思いますが、がんばってください」(兼田さん)

髙田 ちひろさんの作品「FolD chAir」

髙田 ちひろさんの作品「FolD chAir」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「家が狭いので、邪魔になるものは作りたくない。また、材料代や外注に出す予算もないので、安くて家で一人で作れるイスをと考えて、この折り畳みイスとしました。外でも使えるものにしたかったので、素材はプラスチック段ボールを使用し、補強のために周囲をゴムチューブで囲いました。作ってみて誤算だったのは、組み立てたイスを留めるマグネットが、プラスチック段ボールに負けることです」(髙田さん)
<講評>
シンプルで素材の使い方も上手。留め方を工夫すれば売れるんじゃない? 本箱にしまえるし、サイズ展開も容易。いけるな、かなりいいなと思う。(根本先生)
惜しむらくは色のコンビネーションだわね。素材に色のバリエーションがなかったのかもしれないけれど、今の色は横浜中華街みたいね」(山本先生)
他にこういうのがなければ、いいアイデアだと思う。好きです。棚にしまえるし、持ち歩けるのはいいアイデアですね。すぐプロダクトにできそうです。(OBの勝間田 慎也さん)
<1年生へのコメント>
「はじめから自分で作ろうと思って取り組みました。チープな素材ですが、それも味だと思っています。お金と時間に制約がある中でも、自分ができることを考えればいいものができると思いますよ」(髙田さん)

殿守 直人さんの作品「♡」

殿守 直人さんの作品「♡」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「ハートの持つ “愛情” “恋” そんな気持ちを日々感じさせたいと、この形になりました。自分の部屋と、学校の工房で自分で作りました。
あえて赤くは塗らず、曲面の白木成形合板どおしを黒いネジで留めただけです。もう少し薄い作りにすれば、荷重によってたわんで座り心地がいいのでしょうが、厚すぎてたわまないのが残念です」(殿守さん)
<講評>
よく作ったと思う。スタイロフォーム(発泡体)で成形合板の型を作るのは、僕も気が付かなかったなあ。イスとしては、お尻がのっかるだけで機能は果たせていないけれど、それにしてもよく作ったよね。(秋山先生)
正直、難しいと思ったけど、よくやったよね。よく完成までこぎ着けた。(江口先生)
逆さまにした方が座りやすそうだね。 “ガーリックチェア” とかね。それから、制作のプロセスでスタイロフォームに板を巻き付けた型も置いているけど、その形が面白いね。立てかけて座ってみるとかもありなのでは?(ゲストのセッポ コホさん)
<1年生へのコメント>
「自分で作るのは、何度も失敗するものです。でも最後まで諦めずにやってほしい。そうすれば結果は出るでしょう。また、失敗も肥やしになると思います」(殿守さん)

大本 健太さんの作品「Symposion」

大本 健太さんの作品「Symposion」(画像のクリックで拡大表示します)
<プレゼンテーション>
「『(プラトンの)饗宴(シュンポシオン)』によると、かつて男女は背中合わせの一体だったといいます。神が男女を2つに切り離したため、失われた半身を互いに求めるようになった。ここに着想を得て、座ると身体が包み込まれて一つになるイスというコンセプトを考えました。自分としては、もっと座るとおおわれて暗い中に居るイメージにしたかったのですが、そうはならなかったです」(大本さん)
<講評>
赤と白という色には意味があるの?(横堀先生)
「全部白くしようとしたら、ぼんやりしてしまった。それで、中は力が湧き出る感じにしようと赤にしたんです。胎内的というよりは、精神的な意図です」(大本さん)
神話的な世界観を、よく形にしたね。(横堀先生)
イタリアのデザイナーの作品みたいだね。アートの領域だね。(秋山先生)
家具と言うより空間だよね。物語を連想させる。舞台美術にありそうだよね。(伊藤先生)
<1年生へのコメント>
「友人のアトリエを借りて自分で作ったのですが、大きさは考えた方がいい。でかすぎて、搬入時に学校に入らないかと思いました(笑)。もしみなさんが外注を選ぶなら、予算と期間に制約があるので、考えた方がいいですよ」(大本さん)

最前列には先生たちが陣取り、ちょっとした緊張感が誘う雰囲気。

最前列には先生たちが着席し、ちょっとした緊張感が漂います。(画像のクリックで拡大表示します)

プレゼンテーションの合間には、OB・OGたちからコメントをいただきました。

プレゼンテーションの合間には、OB・OGたちからコメントをいただきました。(画像のクリックで拡大表示します)

学生たち、卒業生たち、そして講師たちの縁はより強く深くなっていきます。

学生たち、卒業生たち、そして講師たちの縁はより強く深くなっていきます。(画像のクリックで拡大表示します)

■総評

<秋山 修治先生>
今年の特徴として、外注に出さずに自作する人が多かったようです。外注と自作、どちらがいいというのではないが、それぞれ経験で得た学びを次に活かしてほしい。作品は、デザイン、クラフト、アートと、非常にバラエティに富んでいたのも特徴的でしたね。これでよしと満足するのでなく、もっと自由にやっていいし、失敗していい。講評する立場としても、プレゼンテーションを大いに楽しめました。ありがとう!

<江口 勲先生>
課題内容の自由さがいろんな表現につながり、結果、個性を発揮してもらえたと思います。また、自作が多かったのも、今年の傾向としてありましたね。

<OBの森山 哲也さん>
1作目(出汁)と5作目(カドイス)が気になりました。特に「カドイス」は、仕上がり、発想が素晴らしい。カドに沿わせたシンメトリーな形をボルトで固定していたけれど、もっと工夫があってもいいと思いました。

<OBの野崎 雄太さん>
1作目(出汁)の作品が魅力的だと感じました。この作品を見て、当時の自分の課題を思い出しました。先生の質問に、その場で明確に答えられないかもしれないけれど、今あるこの形は自分で考えてやったこと、自分らしさが出ているはずです。今、自分の卒業作品を見直してみてそう思います。ぜひ自分の思いや自分らしさを突き詰めていってください。それにしてもみなさんレベルが高く驚きました。

<OBの勝間田 慎也さん>
先日、某大学がozoneで行なっていた、やはり同じイス制作課題の展覧会を観に行きましたが、こっちの方が断然面白いです(笑)。
どの作品にも言えることですが、仕上がりや見せ方は重要だと思います。自分で作ると、どうしてもアラが出てしまうものですが、今回の自作は作りもいいですね。個人的には2作目(千姿万態・多種多様)がかっこいいと感じました。

<OGの岩本 美里さん>
自分で作っている方が多くてすごいなと思いました。学校にはせっかく工房があるのだから、活用しない手は無いし、いい経験になったことでしょう。個人的に興味があったのは、プラ段ボールのイス。細かく縫うのは大変だったと思うけど、低コストで、例えば子供のワークショップとかに使えそう。また、シュンポシオンのイスのような大作を作りたくなる気持ちはわかります。こういうのはディテールまで完璧にやりきれば先生方を納得させられると思う。来年も、ぜひ参加したいと思いました。

<OBの菊地俊孝さん>
みなさんのプレゼンテーションをうかがって、作品ができていくストーリーがしっかりしていて、すごいなと思いました。自分もストーリーを意識して、より人に伝わるプレゼンができるように心がけようと思いました。

<OBの有村勇さん>
刺激になりました! 今年は自作が多かったということで、自作か外注かということが話題になりましたが、それぞれ利点があると思うので…。自作は職人をめざすならいいでしょうし、一方、外注だと完成度の高いものができるメリットや、打合せや図面等で人に伝わる書き方や伝え方を学ぶことができますし。今から月1万円ずつ貯金しておけば、余裕で外注できるでしょう。(笑)

<OBの菊地俊孝さんの卒業制作のプレゼンテーション>
僕は卒業制作は外注、イスのこの授業では自作と、両方を経験しました。外注で意図通りのものを作るには、意思疎通、業者さんとの付き合い方がポイントになってきます。いいアイデアをいただくこともできると、完成度はより高まります。一方、自作は、経験値が増えますから、どちらもそれぞれ意義があると感じます。

インテリアの総合見本市『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』展示ブースデザインのICS学内コンペ結果発表!

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『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』展示ブースデザインのICS学内コンペ結果発表。今年も力作ぞろいでした!

『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』展示ブースデザインのICS学内コンペ結果発表。今年も力作ぞろいでした!(画像のクリックで拡大表示します)

今回、採用になったインテリアデコレーション科2年生の飯塚 のぞみさん、石井 荘平さん、和田 圭太さんの3名による「カイタク」。

今回、採用になったインテリアデコレーション科2年生の飯塚 のぞみさん、石井 荘平さん、和田 圭太さんの3名による「カイタク」。

今回、採用になったインテリアデコレーション科2年生の飯塚 のぞみさん、石井 荘平さん、和田 圭太さんの3名による「カイタク」。(画像のクリックで拡大表示します)

インテリアの総合見本市『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』展示ブースデザインのICS学内コンペ結果が発表されました!

『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』 とは、インテリアデザインの視点からライフスタイルを提案するインテリアの総合見本市。11月2日(水)〜4日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催されます。

ICSは、IFFTの前身、旧IFFT(東京国際家具見本市)時代から数えて今年で20回目の出展となります。

ICSでは、例年、作品出展のみならず、展示ブースのデザイン・施工を学生に委ね、来場者の注目を集めてきました。

今年の展示ブースも、例年同様、学内コンペティションを実施し、このほどその審査結果がまとまり、今年の展示ブースの採用案が決まりました。

今回、採用されたのは、インテリアデコレーション科2年生 飯塚 のぞみさん、石井 荘平さん、和田 圭太さんの3名が提案した「カイタク」という案。
この案を受け、インテリアマイスター科1、2年生のメンバーが施工に入っています。

なお今回、惜しくも実作を逃したものの、結果発表では、採用案のほかに、入選作3点が選出されました。
入選したのは、インテリアデザイン科3年生 李 子龍さん、坂根 秀哉さん、小椚 雄馬さん、インテリアデザイン科1年生 林 正斌さん、阿部 由香里さん、インテリアデコレーション科1年生 篠原 光宏さんの3組の提案。
彼らの努力と成果も、合わせて称えたいと思います。

ブース制作のプロセスについては、インテリアマイスター科のブログでご覧いただけます。以下のリンクよりのぞいてみてくださいね!

昨年の出展ブース。昨年もインテリアデコレーション科2年の3名が提案したプランが採用されました。 昨年の出展ブース。昨年もインテリアデコレーション科2年の3名が提案したプランが採用されました。 昨年の出展ブース。昨年もインテリアデコレーション科2年の3名が提案したプランが採用されました。

昨年の出展ブース。昨年もインテリアデコレーション科2年の3名が提案したプランが採用されました。(画像のクリックで拡大表示します)

「MISC」×「CASIO EXILIM」のコラボレーションイベント『イマミライプロジェクト』のフォトギャラリーが、11月26日(土)〜27日(日)にICSで開催されます!

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『イマミライプロジェクト』のDM。写真はICS教室の扉。

『イマミライプロジェクト』のDM。写真はICS教室の扉。(画像のクリックで拡大表示します)

インテリアデザインのICSが加盟している、目黒にある通称 “インテリア通り” を中心にしたコミュニティー「MISC」(MEGURO INTERIOR SHOPS COMMUNITY)と「CASIO EXILIM」のコラボレーションイベント『イマミライプロジェクト(IMAMIRAI project)』のフォトギャラリーが、11月26日(土)〜27日(日)にICSで開催されます!

この『イマミライプロジェクト』は、「現在(今)と未来を繋げる」をテーマに街、特にストリートを中心に人、ショップ、企業、学校など人と人の繋がりを未来にコミュニケーションで繋げていくプロジェクト。
目黒の街で育む「インテリア」「写真」「アート」「ファッション」「ライフスタイル」をCASIO EXILIMを通してMISCが表現するもので、目黒在住のクリエイターやデザイナーと共にICSの学生もCASIO EXILIM[EX-TR100]をお借りして参加中です!

作品は、『イマミライプロジェクト』のFacebookページにてリアルタイムで更新されています。

また、11月26日(土)〜27日(日)には、「目黒の街」をテーマにしたフォトギャラリーがICS学内の「interior café COTO(インテリア カフェ コトー)」にて開催。

どうぞ、みなさま、お誘い合わせの上、お越しくださいね。

『イマミライプロジェクト』フォトギャラリー概要

■日時/2011年11月26日(土)〜27日(日)12:00〜17:00
■会場/ICSカレッジオブアーツ B1F「interior café COTO(インテリア カフェ コトー)」

【「MISC」(MEGURO INTERIOR SHOPS COMMUNITY)】

MISCは英語のMiscellaneous(種々雑多な)に由来。そのMiscellaneousなショップは50‘s、60’sのカジュアルなアメリカン家具やミッドセンチュリーのイームス家具、イギリス、フランスのクラッシックなアンティーク家具、デンマークなどの北欧家具、パイン系のナチュラル家具、本格的なオーダー家具、オーダーソファ、キッチンなどを扱うインテリアショップや、オリジナル、セレクト雑貨を扱うショップ、こだわりのケーキやクッキー、紅茶、コーヒーを提供するカフェ、センシティブな絵画を扱うギャラリー、クオリティのあるファブリックなどを扱うカーテン、ソファ張地専門店など、ショップユースから個人ユースまで幅広く対応できる、まさにMiscellaneousなこだわりを持った独自のテイストを発信するショップの集合体がMISC。ロゴマークは著名なグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が目黒(目利き)の目の字をモチーフにデザイン。

【CASIO EXILIM[EX-TR100]】

独自の発想でテクノロジーを進化させ、新しい価値を創造するカシオ。1995年に衝撃のデビューを果たしたQV-10から、常にコンパクトデジタルカメラを牽引してきたカシオが、2011年、新たに提案するのは “自由自在” な撮影スタイルを楽しむために驚異の進化を遂げた次世代のコンパクトカメラ「TR100」です。EXILIMエンジンHSによって高度なカメラ機能を備え、さらに自由で斬新な画像を手に入れるために究極のカタチへと進化しました。その独創的なデザイン、卓越した性能こそが、静止画とムービーの違い、アートと日常との隔たりを軽々と飛び越え、新しい写真文化を拓きます。

インテリア・建築界のサッカー大会「2011 A-cup」に今年もICSが参戦しました!

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2011「ICSカレッジ」の勇士たち。サッカー部顧問の郷先生は後列左から5番目、その真下に桜井キャプテン。

2011「ICSカレッジ」の勇士たち。サッカー部顧問の郷先生は後列左から5番目、その真下に桜井キャプテン。(画像のクリックで拡大表示します)

インテリア・建築界のサッカー好きが一堂に会する「A-cup」に、マニュエル タルディッツ副校長率いるICSサッカーチーム「ICSカレッジ」が今年も参戦してきました!

「A-cup」の “A” とは、「Architecture(建築)」の “A” 。インテリアや建築、都市、サッカーをこよなく愛する人々のサッカー大会で、ICSは2002年の第1回大会より毎回参加しており、今年で10回目。
10月22日(土)、23日(日)の2日間に渡り、参加25チームによる激戦が繰り広げられました。

「ICSカレッジ」の戦績はどうなったのか?
参加された郷 陽介先生から報告が届きましたので、ご紹介しますね!


<郷 陽介先生の報告>

紅一点の広報職員の佐藤 紀子さんが勝ち取ったフリーキックを受けたインテリアデザイン科3年生の吉田 欣司君が攻め込みます!

紅一点の広報職員の佐藤 紀子さんが勝ち取ったフリーキックを受けたインテリアデザイン科3年生の吉田 欣司君が攻め込みます!(画像のクリックで拡大表示します)

1日目の夜には「建築と震災、この後の10年」をテーマにシンポジウムが開かれました。

1日目の夜には「建築と震災、この後の10年」をテーマにシンポジウムが開かれました。(画像のクリックで拡大表示します)

毎年開催されるインテリア・建築関係の大学や企業、事務所のサッカー好きが集まる「A-cup」サッカー大会。
10回目の開催となった今年は、2日間に渡っての本格的なリーグ戦トーナメントとなりました。

タルディッツ先生率いる「ICSカレッジ」は、今年は入念に練習を重ね、キャプテンのインテリアデザイン科3年生の桜井 孝則君とサッカー部顧問の私も、例年以上に力を入れて挑みました。

【大会1日目】

13:00に会場の茨城県神栖市矢田部サッカー場に集合。このサッカー場は、「A-cup」の会場として毎年使用しており、日本サッカー協会(JFA)公認のロングパイル人工芝ピッチを有した本格的な競技場です。

大雨警報が発令されながら奇跡的に晴天にめぐまれた中、第1試合は鹿島建設の「鹿島テントラーズ」チームと「0ー0」の引き分け。
タルディッツ先生の固いディフェンスもあり、「ICSカレッジ」が押していた試合だけあって、惜しい引き分けとなりました。

この日は1試合のみ。「ICSカレッジ」が参加する予選グループの他チームもすべて「0ー0」と引き分け、初日の段階では予選グループ内の勝ち点差がありません。

夜はシンポジウムに参加。今回のシンポジウムのテーマは「建築と震災、この後の10年」。
各チームの代表が、それぞれの学校や会社、事務所でどのような復興支援活動を行なっているかを報告しました。
ICSはタルディッツ副校長が代表として、東京の未来像を提案した「東京2050都市ヴィジョン」について紹介しました。


【大会2日目】

2011年の対戦結果。来年こそは「ICSカレッジ」の初優勝を期待します!

2011年の対戦結果。来年こそは「ICSカレッジ」の初優勝を期待します!(画像のクリックで拡大PDFを表示します)

2試合目の相手は、去年優勝した神戸芸術工科大学の「ソレッテ大阪?」チーム。
なんと「ICSカレッジ」は、この強豪相手に「0-0」と引き分けました!

3試合目。ここで勝てば決勝トーナメント進出となる対戦相手は、東北大学の「カテナチヲレジェンド」チーム。
この試合に勝てば決勝トーナメントということで熱くなりすぎたせいか、どちらもラフプレーが続出。
結局、後半に相手チームに2点を入れられ(内1点は子供プレイヤー!)「2-0」で敗退。予選グループ内4位の成績に終わりました。

優勝したのは日本大学の「A.C.578」チーム。
「A.C.578」の勝利をたたえるとともに、「ICSカレッジ」の初優勝に向けて、次回もがんばりたいと思います!


郷先生、ご報告ありがとうございました。
参加されたみなさん、おつかれさまでした!


インテリアの祭典『目黒インテリアコレクション2011』が11月19日(土)〜27日(日)に開催されます!

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211月19日(土)〜27日(日)に開催される『目黒インテリアコレクション2011』のポスター。

11月19日(土)〜27日(日)に開催される『目黒インテリアコレクション2011』のポスター。(画像のクリックで拡大PDFを表示します)

MISC(ミスク)[目黒インテリアショップスコミュニティ]が主催するインテリアの祭典『目黒インテリアコレクション2011』が11月19日(土)〜27日(日)に開催されます!

ICSも加盟しているこのMISCは、目黒の通称「インテリアストリート」を中心にしたコミュニティで、さまざまなショップやカフェ、レストランなどが多数加盟しています。

今年のテーマは「チャリティー」。

“気仙沼へ安らぎ、平安を…。” をテーマに、MISCの加盟店や地域の方々から家具やオリジナル支援グッズをご提供いただき、オークションを開催いたします。

この収益およびMISCの加盟店や地域の方々からご提供いただいた家具や目黒の銘菓を、毎年2万人以上の方々が旬の味覚を楽しむ『目黒のさんま祭り』の “さんま” を送っていただいている気仙沼の震災復興支援、クリスマスプレゼントとして寄付いたします。

オークションはMISC各店では11月19日(土)〜27日(日)まで、メイン会場のICSでは11月27日(日)15:30〜17:00に開催されます。

また、オークション以外にもさまざまなイベントが開催されますので、みなさん、ぜひご来場くださいね!

『目黒インテリアコレクション2011』概要

『Meguro Interior Collection 2011』- MISC Charity Auction -
気仙沼へ安らぎ、平安を…。

期間/2011年11月19日(土)〜27日(日)
主催/MISC[目黒インテリアショップスコミュニティ]
協力/杉野服飾大学短期大学部/xChange/Team Nippon


■Charity Auction[チャリティー オークション]

期間/11月19日(土)〜27日(日)各店営業時間
会場/各オークション参加ショップ
MISC加盟店のオークション参加ショップそれぞれで開催。お手ごろ価格からスタートし、最終日の11月27日(日)の締め切りまでに一番高い金額でご入札いただいた方に販売いたします。各店の選りすぐりの出展品は、ポスター(2ページ)をご覧ください。入札方法は、各店舗にてお聞きくださいね。オークション収益の50%を気仙沼の震災復興支援として寄付いたします。
▶ MISCのホームページはコチラ


■MISC Special Auction[ミスク スペシャル オークション]

期間/11月27日(日)15:30〜17:00
会場/ICSカレッジオブアーツ
司会者によりゼロ円スタートでオークション(競り)が行なわれます。スペシャルな出展品は、ポスター(1ページ)をご覧ください。ポスターに掲載しきれないMISC加盟店のスペシャル品や日本の内外から被災地を応援するプロジェクト「チームニッポン(Team Nippon)」アスリートたちのサイン入りTシャツなども出品予定ですので、当日をお楽しみに! オークション収益の全額を気仙沼の震災復興支援として寄付いたします。
▶「チームニッポン(Team Nippon)」のホームページはコチラ


■気仙沼市議会議員 守屋守武氏 公演「気仙沼の現状、課題、未来、、、」

期間/11月27日(日)13:00〜14:00
会場/ICSカレッジオブアーツ
震災復興に向け積極的に活動され、11月27日にグランドオープンする気仙沼復興仮設屋台村のプロデュースにも尽力されている気仙沼市議会議員の守屋守武(もりや もりたけ)氏を迎え、これまでの気仙沼市の状況や今後の課題、震災復興のビジョンなどをお話いただきます。ご質問もお受けしますので、私たちにできる震災復興をいっしょに考えていきましょう!
▶ 守屋守武氏のフェイスブックはコチラ(閲覧にはフェイスブックのログインが必要です)


■気仙沼安らぎ空間 - MISC コーディネート -

期間/11月26日(土)、27日(日)11:00〜19:00
会場/ICSカレッジオブアーツ
MISC加盟各店ごとのオークションおよびICSで開催されるスペシャルオークションに加え、気仙沼の震災復興支援にMISC加盟各店からご提供いただいた家具にて “安らぎ空間” をコーディネート展示。展示品は、“気仙沼安らぎ空間” として気仙沼市地域交流センターに寄贈されます。個性的なMISC各加盟店の家具が織りなすアンサンブルをお楽しみくださいね!
▶「気仙沼市地域交流センター」のホームページはコチラ


■27shops Chairs[27ショップス チェアー]

期間/11月26日(土)、27日(日)11:00〜19:00
会場/ICSカレッジオブアーツ
50's、60'sのカジュアルなアメリカン家具やミッドセンチュリーのイームス家具、イギリス、フランスのクラッシックなアンティーク家具、デンマークなどの北欧家具、パイン系のナチュラル家具、本格的なオーダー家具など、こだわりを持った独自のテイストを発信するMISC各加盟店一押しのチェアーを一堂に集め展示します。MISC加盟各店の椅子をまとめて体感できる絶好の機会をお見逃しなく!
▶ MISC加盟店の詳細はコチラ


■MISCオリジナル気仙沼支援グッズ販売

期間/11月26日(土)、27日(日)11:00〜19:00
会場/ICSカレッジオブアーツ
MISC加盟店のイオニアさん、マナさんから無償でご提供いただいたソファやカーテンの布地を用いて、目黒でファッションやファブリックなどのデザイン教育をされている杉野服飾大学短期大学部の学生さんに「オリジナル支援グッズ」を作っていただきました。コースターやエコバックなど、フレッシュな感性のかわいい作品がいっぱい。お買い求めはお早めに! 収益は、全額を気仙沼の震災復興支援として寄付いたします。
▶「学校法人 杉野学園 杉野服飾大学短期大学部」のホームページはコチラ


■MISC x Monjeu[モンジュー]- Monjeuによるアコースティックライブ -

期間/11月26日(土)17:00〜18:00、27日(日)14:30〜15:30
会場/ICSカレッジオブアーツ ※Monjeuの無料ライブのご参加受付は終了いたしました。
フランスの大衆音楽として歴史的背景を持つ『バル・ミュゼット』をベースに、さまざまな要素を取り入れたユニークな音を奏でるトリオ「Monjeu(モンジュー)」。インテリア雑貨ブームの火付け役「キャトルセゾン」とのコラボレーションアルバム発売やソフトバンクのCM曲集「白戸(ホワイト)家のクラシック音楽」収録などに加え、MISCとのコラボレーションアルバムも発売。今、注目のライブ演奏が無料でお聞きいただけます!
▶「Monjeu(モンジュー)」のホームページはコチラ


■xChange[エクスチェンジ]

期間/11月26日(土)、27日(日)11:00〜19:00
会場/ICSカレッジオブアーツ
J-WAVE「ロハスサンデー」のパーソナリティ―などで活動中の丹羽順子(にわ じゅんこ)さんが主催する “おしゃれな洋服の交換会” 「洋服と幸せのシェアー xChange」を開催。「自分は使わなくなってしまったけれど、誰かにとっては良いもの」というファッションアイテムとともに思い出やエピソードを「エピソードタグ」に書いてお持ちください。地球にとても優しくタダで服がゲットできる、この上なくハッピーなイベントです!
▶「エピソードタグ」のダウンロードはコチラ
▶「xChange(エクスチェンジ)」の詳細はコチラ


■MISC Cafe by Takiey[テイキー]

期間/11月26日(土)11:00〜18:00、27日(日)11:00〜17:00
会場/ICSカレッジオブアーツ
MISC加盟店であり、日本のトップバリスタの名門ファミリー門脇家の門脇 裕二(かどわき ゆうじ)氏が焙煎するオリジナルブレンドコーヒー豆を使用した本格派のカフェが味わえる、都立大学駅の裏路地にある隠れ家ダイニング「テイキー(TAKIEY)」さんが、ICS地下1階でMISCカフェを営業します。おいしい本格派カフェをお楽しみください!
▶ ダイニングカフェ&バー「テイキー」のホームページはコチラ


MISC(ミスク:MEGURO INTERIOR SHOPS COMMUNITY)

著名なグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が目黒(目利き)の目の字をモチーフにデザインしたMISCのロゴマーク。

著名なグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が目黒(目利き)の目の字をモチーフにデザインしたMISCのロゴマーク。

「MISC」は英語のMiscellaneous(種々雑多な)に由来。目黒通りを中心に60店舗のインテリアショップ、30店舗のカフェ、レストランの中から34店舗の個性的な目利きのショップが地域の活性化を目標に掲げMISC[目黒インテリアショップスコミュニティ]を結成。ロゴマークは著名なグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が目黒(目利き)の目の字をモチーフにデザイン。これまで、宮城県気仙沼市を中心にさまざまな震災復興支援活動を行なっており、さらに地域連携を図るとともに被災地支援の輪を広げている。ICSもMISCに加盟。


冬期休校のお知らせ

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2011年12月26日(月)〜2012年1月5日(木)は、冬期休校のため、資料の発送およびご質問、ご相談などの回答は2012年1月6日(金)以降の順次対応とさせていただきます。予めご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

『日経アーキテクチュア』編集長 真部 保良氏をお招きして、第二回「2011-2012年公開特別講義」東日本大震災復興支援特別プログラム を開催しました!

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建築専門雑誌というジャーナリズムの視点から、『震災後に必要とされる「建築」「インテリア」』をテーマに講演された『日経アーキテクチュア』編集長の真部 保良氏。

建築専門雑誌というジャーナリズムの視点から、『震災後に必要とされる「建築」「インテリア」』をテーマに講演された『日経アーキテクチュア』編集長の真部 保良氏。(画像のクリックで拡大表示します)

インテリアデザインの単科校として日本で最初に創立され、今年で48周年を迎えた専門学校ICSカレッジオブアーツでは、月1回程度、主にインテリア・建築・家具デザイン界で著名な方をお招きして特別講義を行なっています。

12月10日(土)には、『日経アーキテクチュア』編集長 真部 保良(まなべ・やすお)氏をお招きして、第二回「2011-2012年公開特別講義」東日本大震災復興支援特別プログラムを開催しました。

今回の講演のテーマは、『震災後に必要とされる「建築」「インテリア」』。
真部先生には、建築専門雑誌というジャーナリズムの視点から、震災後の建築関連の動向について、震災後に編集部員が現地で見た実態や識者とのインタビューを踏まえ、次の6つの要点に整理して、実態と教訓、今後に向けての示唆について分かりやすく語っていただきました。

1.震災でメディアとして実感したこと

同誌にとって、“震災” は、頭の中に常に置いているテーマ。しかし、今回の震災は、文字通り “未曾有(みぞう)” で、これまでの震災とはまったく状況が違ったそうです。
校了(印刷の最終締切)が3日後に迫っていましたが、急きょ、動ける編集部員全員が現場に出向き、取材に当たり原稿を差し替えたとのこと。
往々にしてメディアでは、被害の大きいところに着目しがちですが、編集部員が現地で集めた生情報によって、住まい心地の違いで避難所の避難住民の変化がみられた点や、最新の建築基準法に合わせてしっかりした土台作りの戸建住宅が根こそぎもぎとられたこと、耐震改修済みのSRC(鉄筋コンクリートの芯部に鉄骨を内蔵した工法)造の建物が大破したことなどを知ったといいます。

2.浮き彫りになった建築分野の課題

今回の震災では、津波、超高層、非構造部材、液状化、避難など、分野別に見て、いうまでもなく、さまざまな課題が浮き彫りになり、分野ごとの課題を具体的に解説していただきました。
超高層では免震効果があったと報道されていますが、次回、同様の地震があった際に、免震装置を取り替える必要はないのか。また浦安の液状化、都内でも死者を出した天井材や外装材の問題についても言及されました。

3.建築専門家の被災地支援

情報に偏りがあるため、すべての活動を把握している訳ではないとのことですが、坂 茂(ばん・しげる)氏の活動については、リアリティを感じたので誌面で取り上げたそうです。紙管を使った間仕切りは、数十カ所の避難所で採用されたとのこと。また、女川(おながわ)町には3階建てのコンテナを組んだ仮設住宅も、8カ月という時間を要しましたが建造されたそうです。
「支援活動は、一度現地に行って提案するだけで実現するものではなく、何度も提案し続ける粘り強さと熱意が必要」 坂氏の場合、中越地震では提案があまり機能しなかったことから今回の紙管方式に改良を加えたそうで、“泥臭い” 地道な取り組みが実績につながったと分析されました。

4.震災後に求められる建築

真田先生がインタビューされた建築防災専門家、岡田 恒男氏(日本建築防災協会理事長・東京大学名誉教授)の “想定外と総括してはいけない。想定外のその次を考えよう” という提唱から、安心できる建築への取り組み、震災前に震災後の計画を立てておこうという「事前復興」の取り組みなどについて紹介いただきました。
また、震災後のエネルギー問題、環境問題への対応についての意識の高まりについて、同誌で連載されている東京大学准教授 前 真之(まえ・まさゆき)氏の「エコハウスのウソ」の記事を絡めてご紹介いただきました。

5.建築で日本を元気づける

ICS公開特別講義でも講演いただいた隈 研吾(くま・けんご)先生の “サスティナブル(持続可能)でありながらスペクタクル(壮大)な都市が求められている” というコメントから、「駅周辺」、「地域を元気にする動き」、「元気な街の仕掛人」というキーワードで事例を紹介していただきました。

6.境界を越える

「国境を越える」、「業界を越える」、“越える” 動きについて、事例を紹介していただきました。 講義の冒頭に、「例えば建築とインテリアについて、建築と土木について、これからは縦割りで考えてはいけないのではないか。それぞれの領域の中だけではだめで、業界の境界を越えることがこれからの主流の考え方になるだろう」との言をいただきました。
「業界を越える」については、ひとつ “ソリューション(解決)” というキーワードを提示され、今後は空間創造に強みを持つ建築デザイナーが、例えば土地活用・エネルギー・IT制御・コミュニティなど、ハードウェアとしてのインフラとそこに集う人のソフトウェアを統括して提案できる、総合的にリーダーシップをとって活動できるデザイナーに期待したいとのエールをいただきました。

「2011-2012年公開特別講義」東日本大震災復興支援特別プログラムは、まだまだ続きます。
ぜひ次回は、あなたご自身が、ご体感ください!

■【第三回/1月31日(火)19:00開演】

『復興を支える女性たちの力』麓 幸子(ふもと・さちこ)[元 日経ウーマン編集長]

■【第四回/2月10日(金)19:00開演】

『地域で取り組む震災支援』ICS×MISC[目黒インテリアショップコミュニティ]

インテリアデザイン科II部29期卒業生のマルタ ヴァヴジニャク イヂチさんから、母国ポーランドの今を紹介するガイドブック出版のお知らせが届きました!

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インテリアデザイン科II部29期卒業生のマルタ ヴァヴジニャク イヂチさんから、ポーランドの今を紹介するガイドブック『魅惑の東欧・ポーランド インテリア&雑貨めぐり』出版のお知らせが「ICS卒業生ブログ」に届きました!

「普通の旅行ガイドブックではなく、現代のポーランドを、若い日本の女性が興味を持っている雑貨やインテリア&ライフスタイルを通してビジュアルで紹介する本」とのマルタさんの思いを込めたこの本。
なんと、マルタさんが一人で執筆、写真、ページデザインすべてを担当されたのだそうです。

ポーランドにご旅行の予定がある方はもちろん、興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。Amazonはじめネット書店でも購入できますよ!

詳しくは、以下より「ICS卒業生ブログ」をご覧ください。

2012年度 職員募集

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○広報、経営企画職員

1名。基本的なPCスキル(office)、SNS(Facebook等)

【応募】履歴書、職務経歴書をお送りください。(郵送orEメール可)

【送付先】〒152-0022 東京都目黒区柿の木坂1-5-6  Eメールは info-2@ics.ac.jp

               専門学校ICSカレッジオブアーツ 職員採用係

【締切】平成24年4月13日(金曜日)必着【担当】事務部/渋田

つむぎだす 3.11からはじまるデザイン

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ICS College of Arts AA震災復興Project Team

2011年3月11日、未曽有の大災害が起こった。日本中の人々が不安とともに一夜を過ごした。

その時からひとづなぎ、わたしたちは何を見て、感じ、考えてきたのか。3.11から生まれた3つのプロジェクトを時系列とともに展示する。

<プロジェクト内容>学校での課題・気仙沼市市役所 遊具デザイン・仮設住宅への提案

<会期中プログラム>会期中には、展示作品について皆様の声をアンケート形式にてお聞きしたいと考えています。

いただきました貴重なご意見ご感想は、今後のさらなる提案・作成に活かしていきたいと思います。

会期 5月2日(水)〜5月6日(日)

時間 11:00〜19:00(最終日のみ〜17:00)

会場 IID世田谷ものづくり学校

http://setagaya-school.net/

会期中無休、入場無料 

ICS卒業生のみなさまからの情報をお待ちしています!

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ICSでは、卒業生のみなさまとの連携やサポートを強化するため、卒業生のみなさまからの情報提供をお待ちしております!

【住所変更・改姓・勤務先変更】

卒業後に、住所変更・改姓・勤務先変更された方は、ご連絡ください!

【求職登録】

転職や再就職を希望される卒業生は、ご連絡ください! 数多くの企業からICSに届いた求人情報を提供いたします!!

【各種証明書発行申請】

資格取得や転職などに必要な「卒業証明書」「成績証明書」「指定科目修得単位証明書」の発行は、ICSの窓口または郵送にてご請求いただけます!


特定公益増進法人認可による寄付金に対する免税措置のお知らせ

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本校は、文部科学省から寄付金募集について特定公益増進法人の証明書交付を受けました。ご寄付いただきました金額は、以下の基準により個人または法人の所得から控除され、税法上の優遇措置を受けることができます。

寄付者が個人の場合

■所得税

寄付金が2,000円を超える場合(寄付金の額が所得金額の40%を超える場合は、40%を限度とする)、その超えた金額が当該年の所得から控除されます。

寄付金額-2,000円= 所得控除額

ご寄付いただきました際には、「寄付金領収証」および「特定公益増進法人の証明書写」をお送りしますので、確定申告の際には、双方を所轄税務署へご提出ください。

■住民税

2008年度の税制改正に伴い、特定公益増進法人の認可を受けている学校法人が、自治体の条例によって認定された場合、住民税が寄付金税額控除の対象となりました。個人がその年に支出した寄付金の額が5,000円を超える場合で、住民税を納税されている自治体が認定した学校法人に寄付された場合は、住民税の控除を受けることができます。なお、詳細は住民税を納税されている自治体にお問い合わせください。

寄付者が法人の場合

一般寄付金の損金算入限度額とは別枠で、次の限度額まで損金算入が認められます。

この寄付金による損金算入は、本法人が発行する「寄付金領収証」および「特定公益増進法人の証明書写」によって手続きができます。
※なお、法人が損金として支出した寄付金で、その寄付金の支出の相手方、目的等からみてその法人の役員個人が負担すべきものと認められるものは、その役員に対する給与として取り扱われますのでご注意ください。

■受配者指定寄付金の取り扱い

受配者指定寄付金制度とは、学校法人に対する企業など法人からの寄付金をいったん日本私立学校振興・共済事業団が受け入れて、そののち、同 事業団から寄付者の指定した学校法人へ配付する制度です。これにより、国や地方公共団体への寄付金と同様、寄付金全額の損金算入が可能となります。

学校所定の寄付申込書のほか、日本私立学校振興・共済事業団あての寄付申込書が必要になります。損金算入手続には、日本私立学校振興・共済事業団が発行する「受領書」が必要となりますが、受領日は、本法人が日本私立学校振興・共済事業団に送金した日付となります(本法人にお振り込みいただいた日とは異なりますのでご注意ください)。

※ 受配者指定寄付金の取り扱いを希望される場合は、日本私立学校振興・共済事業団あての寄付申込書を本法人に送付いただいた後、振込先口座をお知らせいたします。お振り込みいただいた後、本法人から日本私立学校振興・共済事業団へ送金いたしますが、諸手続の関係上、寄付申込書をいただいてから1ヶ月半程度要します。したがって、当該事業年度の決算期に損金として処理を予定されている場合は、遅くとも決算日から起算して1ヵ月前までに、本法人へお振り込みいただくよう手続きをお願いいたします。

2012年度 職員募集

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受付職員 2名(①か②

※基本的なPCスキル(office

1・第3(月)、第2・第4pm、火、水pm、木、土にam900pm600迄出勤していただける方

②水のpm、木、土に am900pm600出勤していただける方

【応募】履歴書、職務経歴書をお送りください。(郵送orEメール可)

【送付先】〒152-0022東京都目黒区柿の木坂1-5-6Eメールはinfo-2@ics.ac.jp

             専門学校ICSカレッジオブアーツ 職員採用担当 日野宛

【締切】平成24年820日(月)必着【担当】事務部/渋田・日野

 

インテリアの祭典『目黒インテリアコレクション2012』が10月12日(金)〜21日(土)に開催されます!

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10月12日(金)~21日(土)に開催される『目黒インテリアコレクション2012』のポスター。

10月12日(金)~21日(土)に開催される『目黒インテリアコレクション2012』のポスター。(画像のクリックで拡大PDFを表示します)

MISC(ミスク)[目黒インテリアショップスコミュニティ]が主催するインテリアの祭典『目黒インテリアコレクション2012』が10月12日(金)~21日(土)に開催されます!

ICSも加盟しているこのMISCは、目黒の通称「インテリアストリート」を中心にしたコミュニティで、さまざまなショップやカフェ、レストランなどが多数加盟しています。

7回目を迎える今年のキーワードは「衣+食+住」。

毎年2万人以上の方々が旬の味覚を楽しむ『目黒のさんま祭り』の “さんま” を送っていただいている気仙沼の震災復興支援プロジェクトを昨年に引き続き行ないます。

また、たぐいまれなインテリア集積地「目黒」のコミュニティの特性を生かし、目黒区美術館での「目黒で逢える椅子達」展やMISC加盟全店による家具、インテリア雑貨などのセール・スタンプラリーを開催。

みなさん、ぜひご来場くださいね!

『目黒インテリアコレクション2012』 概要

■MISC×気仙沼フェスタ 「衣+食+住」コラボイベント

期間/2012年10月20日(土)・21日(日)11:00~18:00
会場/ICSカレッジオブアーツ 1F・B1F
▶ ICSカレッジオブアーツの地図はコチラ
MISCはこれまでも東日本大震災発生以降、気仙沼を中心に被災地支援を継続的にしています。継続した支援の重要性を伝達する事を踏まえ「衣+食+住」をキーワードに、インテリアを中心により快適な生活空間・ライフスタイルを提案するMISC×気仙沼物産展を開催いたします。また、2011年に開催された「ライトアップ日本」-東北花火大会の上映も行ないます。

衣
Work Shop ミシンで簡単にできる「エコバック」制作

期間/2012年10月20日(土)・21日(日)13:00~14:00
会場/ICSカレッジオブアーツ 1F
定員/10名
協力/杉野服飾大学短期大学部

縫いっこぶらぐの商品販売
杉野服飾大学短期大学部作品展

協力/杉野服飾大学短期大学部、気仙沼復興協会[KRA]

食
気仙沼物産展

八葉水産様より塩辛試供品をご提供(先着200名様)
協賛/NPO JT&C

LIGHT UP NIPPON

2011ハイライト上映・2012スライドショー・2013キックオフ

住
Work Shop 椅子の模型制作

期間/2012年10月20日(土)・21日(日)15:00~16:00
会場/ICSカレッジオブアーツ 1F
定員/6名
協力/ICSカレッジオブアーツ

MISCアウトレットセール
気仙沼仮設住宅プロジェクト

協力/ICSカレッジオブアーツ


■MISC STYLE―「目黒で逢える椅子達」展

期間/2012年10月17日(水)~21日(日)11:00~18:00/入館17:30(最終日16:00)まで
会場/目黒区美術館
▶ 目黒区美術館の地図はコチラ
MISCには、ありとあらゆるスタイルのインテリアショップが加盟しています。北欧、アジア、アンティーク、モダン、現行デザインなど、すべてのスタイルのインテリアを見ることができます。世界的に見ても、これだけの数、種類のインテリアショップが集まったエリアは非常に珍しいことです。また、インテリアにこだわったカフェやレストラン、雑貨店、ギャラリー、さらには専門的な学校が多く見られるのも目黒の特徴です。「目黒=インテリアとデザインの街」を広めることが、MISCの使命と考えています。そんなMISCで出会える椅子を集めました。世界中から集まった、100年前から最新のこだわりの椅子に触れ、本物を体感してください。そして、自分のスタイルを見つけてください。


■MISCインテリアコレクション

期間/2012年10月12日(金)~21日(日)11:00~18:00
会場/MISC加盟全店
▶ MISC加盟店の地図はコチラ
家具、インテリア雑貨などのセール・スタンプラリー開催


MISC(ミスク:MEGURO INTERIOR SHOPS COMMUNITY)

著名なグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が目黒(目利き)の目の字をモチーフにデザインしたMISCのロゴマーク。

著名なグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が目黒(目利き)の目の字をモチーフにデザインしたMISCのロゴマーク。

「MISC」は、英語のMiscellaneous(種々雑多な)に由来。目黒通りを中心に60店舗のインテリアショップ、30店舗のカフェ、レストランの中から34店舗の個性的な目利きのショップが地域の活性化を目標に掲げ、2007年12月にMISC[目黒インテリアショップスコミュニティ]を結成。ロゴマークは、著名なグラフィックデザイナーの佐藤卓(さとう・たく)氏が、目黒(目利き)の目の字をモチーフにデザイン。これまで、宮城県気仙沼市を中心にさまざまな震災復興支援活動を行なっており、さらに地域連携を図るとともに被災地支援の輪を広げている。ICSもMISCに加盟。


【速報】『ICS × KONDO Racing』のコラボレーションが始まりました!

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歌手・俳優・タレントとして活躍する近藤真彦(こんどう・まさひこ)氏が2000年に結成し、監督兼ドライバーとしてフォーミュラ・ニッポン、スーパーGT、ルマン24時間レースなどに参戦しているレーシングチーム「KONDO Racing(コンドー レーシング)」。


このたび、「ICS」と「KONDO Racing」とのコラボレーション、『KONDO Racing ホスピタリティデザイン企画コンテスト』が実現しました!


この『KONDO Racing ホスピタリティデザイン企画コンテスト』は、ICSの学生が、サーキットで車両の整備と機材の保管をする「ピット」とゲストに快適な空間を提供する「ホスピタリティブース」のデザインを企画・提案。


先日、近藤真彦氏ご自身がICSに来校され、レースや課題への思いを語っていただきました。


『KONDO Racing ホスピタリティデザイン企画コンテスト』は、この後、10月中に企画案を提出し、11月に富士スピードウェイで作品の講評会が実施される予定。


続報が届きしだい、ICSのホームページでお伝えします!




インテリア・建築デザインの造詣を深める! “みかんぐみ” マニュエル・タルディッツ先生が同行解説する【海外研修旅行/フランス・スイス12日間】が3月14日(木)〜25日(月)に開催!

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昨年度のスペイン研修旅行。同行のタルディッツ先生自身が、それぞれのポイントを個別に分かりやすく解説していきます。

昨年度のスペイン研修旅行。同行のタルディッツ先生自身が、それぞれのポイントを個別に分かりやすく解説していきます。

タルディッツ先生とともにアットホームな夕飯。長期間のツアーで、みなさん、すっかり親しくなっています。

タルディッツ先生とともにアットホームな夕飯。長期間のツアーで、みなさん、すっかり親しくなっています。

なんと、一般の人は入れないサグラダ・ファミリアの工事現場を見学。タルディッツ先生の交流の広さを感じます。

なんと、一般の人は入れないサグラダ・ファミリアの工事現場を見学。タルディッツ先生の交流の広さを感じます。

インテリアデザインの単科校として日本で最初に創立された専門学校ICSカレッジオブアーツでは、毎年、さまざまな国の著名な建築物や歴史的遺産、建築家などをめぐる研修旅行を実施しています。

今年度は、昨年度のスペイン「バルセロナ」に引き続き、ヨーロッパのフランス「パリ」とスイス「バーゼル」などを10泊12日間でめぐります。

もちろん、ガイドは本校の副学長であり “みかんぐみ” のメンバーでもあるマニュエル・タルディッツ先生。

タルディッツ先生自身が、それぞれのポイントを個別に分かりやすく解説するとともに、タルディッツ先生の知人である地元建築家との交流を通して、一般のツアーでは体験することができないフランスやスイスのインテリア・建築デザインの造詣を深めることができます。

また、滞在型の研修ならではの文化や歴史との深いかかわりができることも魅力。

研修旅行のレポートは、後日、このニュースに掲載しますので、お楽しみに!

【研修旅行の訪問予定】

<パリ>

・ルーヴル美術館
・チュイルリー宮殿
・シャンゼリゼ通り
・ピカソ美術館
・ケ・ブランリ美術館
・オルセー美術館
・ブールデル美術館
・サヴォア邸(ル・コルビュジエ)
・ルイ・カレ邸(アルヴァ・アアルト)
・ヴィクトル・ユーゴー邸
・モロ邸
・ニシムドカモンド美術館
・ラ・ロシュ邸(ル・コルビジェ財団)
・ドミニク・ペロー事務所
・近代建築
・12区・13区・17区

<バーゼル>

・バイエラー財団美術館
・ヘルツォーク&ド・ムーロン建築
・ヴィトラ美術館(ドイツ)


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